平沢の過ごし方

ふとした時に。

美味しんぼ問題

美味しんぼ 独善で風評を助長するな

放射性物質の健康への影響をめぐって「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)の連載漫画「美味(おい)しんぼ」の描写が議論を呼んでいる。

 東京電力福島第1原発を訪問後に主人公が鼻血を出す場面や、福島県双葉町前町長が実名で「今の福島に住んではいけない」と発言する姿が描かれている。

 福島県民の不安をあおり、風評や偏見を助長するものだ。

 福島県は国連科学委員会や医療機関などの専門機関と連携して全県民を対象に健康調査を実施している。これまでに放射性物質に起因する直接的な健康被害が確認された例はない。

 低線量被曝(ひばく)の影響に関しては未解明な部分もあるが、被曝線量の高い放射線技師や宇宙飛行士でも、短期間で健康への顕著な影響が出るわけではない。

 ところが、「美味しんぼ」では震災がれきを受け入れた大阪市の焼却場近くの住民について、実在する専門家が「放射線だけの影響と断定はできないが、目や呼吸器系の症状が出ている」と語る場面がある。放射線健康被害の因果関係を示唆する内容だ。

福島県はホームページで「作中に登場する特定の個人の見解が、あたかも福島の現状そのものであるかのような印象を与えかねない」と指摘した。「県民や県を応援してくれる多くの人を殊更に深く傷つけ、風評を助長する」と強く抗議したのは当然である。

 原作者の雁屋哲氏はブログで「福島を2年かけて取材し、しっかりすくい取った真実をありのままに書くことが、どうして批判されなければならないのか」と反論している。

 表現の自由は最大限に尊重すべきだ。健康への不安を訴える住民の声や、放射線との因果関係があると疑う専門家の見解を伝えることも否定しない。

 しかし、「美味しんぼ」の描写は科学的根拠と客観性、さらに結果への配慮が決定的に欠ける。県民の絶望感を増幅させただけではないだろうか。

 一面では「被災者に寄り添う」ようにも見える独善が、実際には福島の人々を苦しめているケースは少なくない。

 特に悪質なのは、反原発脱原発の主張を浸透させるために住民の不安をあおり、絶望感を増幅させる表現や行動である。

みなさんはこの問題はどう思われていますでしょうか?
美味しんぼの作者さんがウソついてるとは思えないのですが、実際に健康被害などの届けは出てないと…。

裏でなにかもみ消されてるなにかがあるのかもしれない…
など深く考えるのも正直キリがないのですが、この問題に関してはかなり気になるもののひとつ。

真実は一体どこに隠されているのでしょうか?