糖尿病の研究で分かったこと。

メタボ、糖尿病で常識覆す研究 スイーツは「昼」より「3時」

スイーツなどの間食は体には気になるが、なかなかやめられないのも世の常だ。ただ、食べる時間を考慮すれば結果は違ってくるようだ。昼食に続けて食べるより、午後3時台に食べた方がメタボリックシンドローム内臓脂肪症候群)や糖尿病になりにくいとされる新研究が発表された。これまでの常識を覆す研究結果は海外でも注目を集めている。(山本雅人)

 ◆血糖値を“上乗せ”

 この研究は、大阪府立大の今井佐恵子教授らのグループが進め、5月に開催された日本糖尿病学会年次学術集会で発表。今井教授らは昨年2月、2型糖尿病患者20人を対象に、「間食」として設定したビスケット3枚を食べてもらう臨床研究を実施した。2日間に分けて昼食に続く午後0時半と、同3時台にそれぞれ食べてもらった結果、午後0時半に食べた方が食後の血糖値が上昇し、血糖値の変動の幅も大きかった。

 午後0時半の方が上昇したことについて、「昼食による血糖値上昇が続いている段階で菓子を取ることでさらに上がるのだろう」と今井教授は分析する。

とはいえ、菓子などの間食は昼食に続いて食べた方が良いのは医療界で定説となっており、糖尿病の食事療法でも、間食は食事に続けて食べるよう指導されている。今回の学術集会でも会場の医師から「菓子を食べるなら食事と一緒のときの方が良いと患者さんに指導していたが」と、驚きの声が上がった。

 今井教授も同様の仮説を立て、「食事の際、野菜を先に食べることで血糖上昇が緩やかになっているので、間食はその効果の残っている午後0時半に食べた方が良いと思っていた」という。だが、これまでの常識を覆す結果となり、「間食は食事時間と切り離した『分食』にする方が良いことが示された」と語る。

 ◆動脈硬化に影響

 食後の血糖値が異常に高まると、糖尿病を招くだけでなく、心筋梗塞脳卒中のリスクともなる。血糖の変動幅も大きい場合は動脈硬化を進行させるだけでなく、最近では認知機能の低下を引き起こすとのデータも出ている。

 今回の研究は、糖尿病患者がどうしても菓子を断ち切れない場合の最適な時間を調べるのが目的だったが、「メタボや糖尿病予備軍の人は夕食後の間食も控え、間食を取るのなら夕食時よりも午後3時台に一本化した方が良い」と今井教授はアドバイスする。

同研究は、昨年9月の欧州糖尿病学会(スペイン)で先行発表。一つのデータにすぎないとの側面もあるものの、間食の時間帯と血糖値の関係を示す新研究として注目を集めた。

 今井教授は「糖尿病は生活水準の上昇とともに増える傾向があり、中国をはじめ、アジアで爆発的に増え始めている。食べ方一つで予防できる私たちの研究を世界に広めていきたい」と話している。

野菜→タンパク質→炭水化物 「食べ順」が定着

 今井教授は、血糖値の上昇に食事の順番が影響することを研究した第一人者として知られる。

 まず野菜を先に取り、続いてタンパク質のおかず、最後に炭水化物のご飯やパンの順で食べた方が良いことは、今や多くの人に認知されている。これを提唱したのが今井教授だ。

 ただ、単調な野菜では食が進まない人もいることから、5月に『元祖「食べ順」 野菜から食べるおいしいレシピ集』(新星出版社)を刊行。食事の最初のメニューとしてカレー風味のキャベツ浅漬けやこんにゃくステーキを紹介している。

このニュースをご覧になると分かると思うのですが、
甘いものを食べる時間帯はお昼ではなく15時だということ。
こうすることによってメタボや糖尿病などになるリスクが減るんだとか。
今までは患者さんに甘いものを摂るときは食事と一緒にと
薦めてきたそうなんですが、実際これが間違っていたということ。

基本的に糖尿病の方や予備軍の方、そしてメタボの人は
夕食後の間食は禁止されていて、
どうしても摂りたいときは夕食時よりも15時台に摂ることがいいと。
これで我々も少し勉強になりましたね!