今年はエルニーニョ現象

連日の猛暑も「今年は冷夏」予想 エルニーニョ現象「異常気象警戒を」

一足早い真夏のような暑さが続いており、2日も35度以上の猛暑日を観測した地点が出た日本列島。西からの暖気が流れ込む状態が数日間続いたことによって気温が上昇したが、気象庁は、今夏は平年より気温が低くなる「冷夏」と予想している。気温低下を招くのは、遠く太平洋の東側で海水温が高くなる「エルニーニョ現象」が原因だ。

 先月末から続いた猛暑の原因は中国大陸から流れ込んだ暖気。列島北側には反時計回りに空気を引き込む低気圧、南側には時計回りに吹き出す高気圧という気圧配置が西風を吹きやすくし、暖気を引き込んだ。さらに偏西風の蛇行により、高気圧がゆっくりと移動したことにより、暖気が長時間とどまり、気温が上昇した。

 ただ、季節外れの暑さも一時的なものに終わりそうだ。3日には西日本の広範囲で天気が崩れ、東日本でも週末にかけて雨の予想。気象庁気候情報課は「この時期としては珍しく長く強い猛暑になったが、短期的な天候条件が重なっただけ」としている。

 というのも気象庁の長期予報では今夏、エルニーニョ現象が発生し、東日本中心に冷夏が予想されるからだ。すでに南米ペルー沖では海水温の上昇が観測されており、日本付近の偏西風が北へ上がりにくくなるとの予測もされている。

過去のエルニーニョ現象は統計が残る昭和24年以降、平成9〜10年が最大規模で過去最高の3.6度上昇を記録。今年は夏から秋にかけて予測され、上昇幅は0.8〜3度。前田修平・エルニーニョ情報管理官は「プラス3度まで上昇すれば、9年以来の本格規模になる可能性がある」と説明している。

梅雨明け遅い傾向

 エルニーニョ現象が起こると天候はどうなるのか。気象庁の統計ではエルニーニョ現象が発生した年は梅雨明けが遅くなり、夏の気温上昇が抑えられる傾向がある。気象庁は6〜8月の3カ月予報で北日本(北海道、東北)が平年より気温が低くなると発表した。

 一方、エルニーニョ現象が観測された9年は世界的な異常気象により、欧州東部で大規模な洪水が発生。インドネシア周辺では森林火災が多発した。気候変動に詳しい東京大学大気海洋研究所の木本昌秀教授は、こうした異常気象の発生に警鐘を鳴らす。

 日本国内では、夏場は梅雨前線が活発になり集中豪雨をもたらす危険がある。冬は暖かくなる傾向にあるが、本州南側を発達しつつ通過する「南岸低気圧」が頻発しやすい。エルニーニョ翌年の10年には東京都内で大雪となった。

木本教授は「都市化などの影響で局地的な気温上昇もある。冷夏といっても限定的だろう」と分析。気象庁は「集中豪雨など極端な天候の変化に注意してほしい」と呼びかけている。

経済にも影響?

 エルニーニョ現象は日本経済にマイナス効果を与えるとの予測もある。「第一生命経済研究所」の研究では、梅雨の長期化で行楽費や交際費が抑えられ、冷夏により夏物衣料や冷房使用、ビールや清涼飲料の売り上げが低調になるとしている。

 同研究所の永浜利広・主席エコノミストの試算によると、7〜9月の日照時間が15年並み(前年比3割減)なら家計消費は約8754億円減、5年並み(同5割減)なら約1兆4812億円減と推測する。

 ひいては景気低迷が政治判断に影響する可能性も出てきた。永浜主席エコノミストは「天候不順のインパクトが現実になれば、来年10月の消費税引き上げ判断に影響を及ぼすかもしれない」としている。

【用語解説】エルニーニョ現象

 太平洋赤道域から南米ペルー沖にかけて海水温が高い状態が続く現象。月平均水温が過去30年の平均値より0.5度以上高い状態が6カ月以上続いた場合と定義される。太平洋西側のフィリピン近海では逆に海水温が低下するため、日本付近では偏西風が南下、気温が低くなる。反対に太平洋東側で海水温が低下する現象は「ラニーニャ現象」と呼ばれ、日本に暑夏をもたらす。

こんにちは。
今日は少し長いニュースを引用してしまって申し訳ありません。
ですが今年は異常気象のようです。
このような話は毎年あるような気がしますが、
今年はなんとエルニーニョなんだそうです。
しかも北日本中心にということですが、
今からこんな暑いので本当か?と思ってしまう面もございます。
まだ6月でこんな暑いので
真夏はどうなってしまうのかと思ってしまうほど。
今年の名古屋はどうなるのでしょうか?
本当に暑さに弱いのでかんべんしてもらいたいです。